横紋筋肉腫のリスク分類

横紋筋肉腫には、病期分類として術前病期分類(ステージ分類)、術後病期分類(グループ分類)があります。
術前病期分類は原発部位、原発腫瘍の大きさ、領域リンパ節転移の有無、遠隔転移の有無により決まります。
術後病期分類は、手術による切除範囲、遠隔転移の有無により決まります。
術前、術後の病期分類を総合して、リスク分類が行われます。横紋筋肉腫では、治療の強さや期間は、このリスク分類に準じて行われるため、重要な分類となります。日本、米国、欧州でそれぞれリスク分類は異なっており、日本のJRS-II臨床試験では低リスクA群、低リスクB群、中間リスク群、高リスク群の4つに分類されています。